4月28日 緑内障 無自覚で運転危険

視神経が傷つき、視野が徐々に欠けていく緑内障。

 

高齢になるほど患者が増える病気だが、症状の進行がゆっくりなため、自覚がない場合も多い。

そういう人が車を運転すると、思わぬ事故につながる危険がある。

 

緑内障は日本人の失明原因として最も多い進行性の病気。

初期や中期は、見えない部分をもう片方の目でカバーできるため、視野欠損を自覚しないことが多い。

緑内障は点眼薬で眼圧を下げる治療を続ければ、進行を遅らせることができる。

 

事故を起こしたり巻き込またりしないよう、専門医は「年に一度、定期的な検診で早期発見を」と訴える。

 

「中日新聞4月28日」

 

4月24日 目の酷使 ドライアイ注意

PCやスマートフォン等の画面を見ながら行う

VDT作業で目を酷使している人は多い。作業中は瞬きの回数が減り、角膜の傷つきや目の乾き等目のトラブルが起きやすい。

ライオン(東京)が昨年9月、眼科医約100人に行ったアンケートでは、63%の医師が

「10年前に比べ、角膜上皮に傷のあるドライアイ患者が増えている」という認識をもつことが分かった。

このうち「スマホ普及が関係している」と答えた人は70 %以上に達した。

痛みや視力の低下などの症状が出て初めて受診する人が多いが、実は自覚のない「予備軍」も多い。

「中日新聞 4月21日」

 

4月21日 パラのクラス分け矛盾と苦悩

パラリンピックには、選手の障害の種類や程度によって有利不利が生じないよう、「クラス分け」が存在する。

スポーツをすることで障害が軽くなり、クラス変更によりライバルが増える選手がいれば、症状が進行したことでメタル獲得に近づく選手もいる。競技者としての幸せと、人としての幸せが一致しないこともある。

選手の成績、そして人生をも左右する障害のクラス分けは、細分化によって選手の出場機会を守り、公平性を確保している。

競技の視野を広げ、自らの可能性に挑む人々を増やした、という点では必要な仕掛けだといえる。

東京開催が決まり、国内では選手の雇用や待遇面が一気に良くなり、「パラバブル」という言葉も生まれた。共生社会への社会的関心も高まり、来年の祭典はこれまでにない注目度となるだろう。

 

「朝日新聞 4月20日」

視覚障害者募る不安

慣れない場所への外出に付き添うへルバーは、体を寄せて歩く。距離が近いことから感染を恐れるヘルバーもいて、確保できない例が出てきた。手すりや壁を触りながら自力で歩くことも多く、除菌用の液体石鹸などは必須だが、品薄だ。

福祉団体に頼み登録ヘルバーに来てもらう

「同行援護」、生活に欠かせない人が多い。しかし、ヘルバー自体が外出を嫌がったり、逆に感染源としてうつさないか不安に感じたりしており、障害者側も強く求められず外出しづらくなっている。

車は運転できず遠くの店に行けない人は、消毒などの入手にも苦労している。

「4月 15日、中日新聞」

  • 最近のエントリー

  • カレンダー

    2020年4月
     12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    27282930  
  • アーカイブ

先頭に戻る