8月8日 コンタクトレンズ ネット購入でトラブル

コンタクトレンズは取扱いに注意が必要な「高度管理医療機器」ですが、現状では購入の際には医師の処方せんは必要なく、その後の管理も使用者任せになっています。

近年は、視力補正を目的としない「カラーコンタクトレンズ」やネット販売の普及などで、医師の診察を受けずに購入する人が増えているそうです。

厚生労働省は、販売業者らに購入者の受診状況の把握の徹底を求める通知をし、「処方せんなしで買えます」「検査不要」といった受診行為を遠ざけるような販売促進広告をしないことを要請しました。
今後は、通知内容を守らない業者への立ち入り調査を実施するなど、監視を強化するよう求める予定です。

コンタクトレンズは、不適切に使用すると角膜や結膜に炎症を起こす眼障害を発症する危険性があります。さらには、失明につながる恐れもあるので、医師の指示に従って正しく使用しましょう。

(8月5日 日本経済新聞)

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