12月9日 かかりつけ眼科医のすすめ

日本では世界に比べ眼科にかよわない人が多く、目の健康に関する意識が高いとはいえないということが分かった(※1)

しかし、めがねやコンタクトレンズを装用する人は非常に多く、目の健康被害にあった報告もけして少なくはない(※2)。

高齢者が増えると、白内障や緑内障、加齢黄斑変性症など深刻な目の病気の患者も増えてくる。働き盛りの中高年も油断はできない。かかりつけの眼科医を定期的に受診するなど、目に対する関心を高めていく必要があるだろう。

※    1
コンタクトレンズ大手の米ボシュロムが世界11カ国(日本・米国・中国など)1万1000人を対象とした「目の健康に関する意識と習慣」について調査したところ、過去1年のあいだで眼科検診を受けた人は日本で全体の56%程度という低い数字だった。ちなみに、この数字を下回ったのは11カ国中でロシアだけである。

※    2
厚生労働省の9月の発表によると、コンタクトレンズを不適正に使用したことで目の健康被害にあったという報告は2011年度までの3年間に69件あった。これらは眼科医による報告であり、失明につながりかねない深刻な障害が多い。よって、軽い障害をいれるとこの数はもっと多くなる。

(2012年12月9日中日新聞)

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