12月16日 iPSから光を感じる 「視細胞」

様々な細胞になれる iPS胞から作った 「視細胞」 を、 失明の恐れのある目の難病の患者に移植する臨床研究を理研などが申請し、 来年度中に1例目の移植を目指している。

研究の対象は、 網膜色素変性症の患者。 暗い場所で見えにくくなったり、 視野が狭くなったりする難病で国内に約4万人の患者がいるが、 確立した治療法はない。

臨床研究では、 iPS細胞から視細胞の元になる未熟な網膜組織をつくり目に移植、 細胞は目の中で成長して視細胞となり神経とつながれば光を感じられるという。患者の視野を広げたり、病気の進行を遅らせたりする狙いだ。

 

 

「中日新聞 12月10日」

 

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