2026.4. 7 連想ゲーム
ある言葉から連想が始まり、繋がることが多い院長。
先日も先日も息子たちとKフライドチキンを食べていた時、息子の『たまに食べるんだから、骨までしゃぶってよ』に、『ちょっと、待った!』
『何?』
『骨までしゃぶって…』
『何?』
『え~っと…確か…そうそう…』
本棚から持ってきたのは外国の児童文学作家の本。
『ほら、主人公の友達がアルバイトでピアノを弾いているレストランの名前が‘骨までしゃぶって‘だった』(すっきりした)
『ホントや~』
急に漢字の『錦』が頭にポッ。
鹿児島の錦江湾、きれいだったな。
故郷に錦を飾る、錦鯉(魚も、お笑いも最近見ていない)、にしきのあきら(古い)…錦帯橋。
錦帯橋は、大学1年の夏、同期といった場所。
思い立ち錦帯橋へ。
当時は、クラブの大会が山口であり、先輩の車に同乗して応援に行ったのでした。
帰りは自由解散だったため、同期女子達と山口観光のひとつだったような。
新幹線で新岩国まで意外に近い。
そこからタクシーですぐ。
錦川にかけられた橋だから錦帯橋(知らなかった)だと運転手さんが教えてくれます。
岩国名所や著名人など、短い乗車時間にガイドも。
錦帯橋の文字に何かもっときらびやかなイメージがあったのですが、実際は、木造の落ち着いた橋です。
1673年流されない橋を目指して研究され創建されました。
弧を描いていますが、板が低い段差で並べられており、一歩一歩、江戸時代に思いを馳せて渡ります。
パンフレットも熟読。
ポーズを決め、写真を撮り合っていた大学1年の夏。
みんなで来られた解放感だけを味わった夏。
同じところにいるのに、見方も感じ方も全然違います。
〇十年後の自分がこのようになっていることは全く想像できなかったし、まだ未来もよくわからなかった(医師になることは確実だったけれど)のでした。
大会の打ち上げで、6年生の先輩が歌った『22歳』(谷村新司)。
10代の自分とは違う大人の世界の人だと思った時でした。
当時医学部の先輩やOBの御用達のスナック(死語?)は柳ケ瀬(岐阜一の歓楽街)。
昼のショッピングではなく、夜に柳ケ瀬に行くのは背伸びして少し大人になったような気になりました。
今、数歳違いを大人だと思いませんし(そもそも自分が相応な年齢の大人)、20代も30代もまとめて若い人なのですが。
小学生たちが連れ立って橋を渡ってきます。
『学校の帰り?』と聞くと『そうです』
毎日、錦帯橋が通学路。
観光客だけでなく、地元の人に普段使いされているのも微笑ましく思いました。
連想ゲーム的に行き先を決め、過去の自分と重ねるのも感慨深い時です。
錦は身近にもあります。
名古屋市中区錦(にしき)です。
特に錦3丁目はきんさんと呼ばれ、中部一の歓楽街です。
近場ですが縁遠い場所です。
『見渡せば柳桜をこきまぜて 宮古ぞ春の錦なりける』(古今和歌集)から、柳と桜を広小路通りと桜通りに見立て錦なりけるから錦通りが名付けられたとのこと。
今更ながら『へ~』
ちょっとしたことがきっかけで楽しめる一日になりました。
連想ゲームで現実のトリップだけでなく、タイムトリップも楽しめます。
