2026.3.3 Très bien!(トレビアン!)

開院してから生まれた三男の育休どころか産休も取らずじまい(出産前日まで診療、産後1週間で復帰)。

今更だけど育休欲しい~。

自分を育てる休み!

ということで、出来るだけ遠くへ、今まで休んだことのない長いお休みを。

開業医に有給があるはずもなく(産休・育休もない)、自分と患者さんとの兼ね合いのみ。

女性医師だから出産したら長期休暇(産休育休)で休診するんだ…と思われるのが嫌で頑張った30代。

その息子も社会人。

患者さん、スタッフに『すみませ~ん』と心の中で詫びながら、精一杯のお休み(2週間)を決行することにしました。

2週間休診にする覚悟!

幸い、2人の先生に代診してもらえることになりほっ。

水面下で静かに旅立った院長でした。

 

さて、ツアー一人旅。

飛行機と船を使います。

参加者は世界各国何十か所と旅した人ばかり。

毎月旅行している人達も。

退職金で、遺産で、資産運用で…

行った国・場所自慢大会のよう。

院長、蚊帳の外です。

 

遠路はるばる出かけた先の大自然は素晴らしかったです。

船は実はクルーズ船。

さすがに、今回の旅の達人たちもクルーズ船体験者は皆無でした。

午前午後船からボートに乗って探検?に出かけます。

超厚手のジャケット・救命胴衣に防水強靭な長靴で歩きます(というよりトレッキング)。

ガイドさんたちが、先に下見をして歩く個所に旗を立てたり見守りをしています。

探検家なら苦労して進んだ大地を、自分も苦労して歩いたとはいえ、足元にも及ばない(が、結構疲れました)。

動物、景色どれもどれもTrès bien!(トレビアン:仏語で素晴らしい)

 

この船はフランス船で、ゲストが約200人、スタッフが約160人とのこと。

国籍も約50か国とのこと。

院長は、船では出来るだけ一人で行動。

外国人の中の日本人を味わうようにしました。

朝のエクササイズに参加したり…

ハンサムなフランス人(Aさん)が指導、きつめの体幹トレーニングについて行けたので40歳くらい?と聞かれました。

いや、Aさんが40歳くらいに見えるのに…と実年齢を答えると信じられない!と。実はAさんは29歳だった!外国人の年齢は?です)

ジムで走ったり…

外国人はジム利用多し。

レストランはインドネシア人のスタッフが担当、こちらは片言英語と指差し。

だんだん日本語で『もっと~』『少し』など覚えてくれました。

ダンス教室に参加したり、折り紙教室(フランス流ハト)や栞作り(イベント担当のAさん)に参加したり。

毎回うまい下手は関係なく『Très bien!』

お陰でスタッフと知り合いにもなり、またまた『Très bien!!』

そして、毎日聴いたピアノコンサート。

院長は、不覚にも涙が溢れてしまいました。

聞いたことのある曲、名前を知っている曲、知らない曲。

どれもが深く自分の奥に染み入ってきました。

Très bien!!

 

船長主催のパーティーもあり、日本人勢は準備不足(そんな船だと知らなかった)。

院長もいつも着ているワンピースとスカーフ・ナースサンダル(船内用)というギリギリセーフ?という格好。

外国人のスパンコールやラメ入りドレス、オフショルダー・深いスリットのロングドレスにハイヒールを粋に着こなしている姿にTrès bien!

 

旅の終わりには、多くの国を旅する人たちを羨ましいと思わなくなりました。

自分の着地点は日常であり、診療をすること。

それを確認する旅でした。

『眼科はせ川こうクリニック』を支えてくれる皆様、ありがとうございます。

産毛がまだ残っているペンギンの赤ちゃん