11月29日 ナゼ目が悪くなるの?

友達に会ったら、メガネをかけていた。コンタクト・レンズにしていた…。

遠くが見えにくくなったみたいだ。目が悪くなるって、いったいどういうことなの?

 

  1. 近視の場合

近くは見えるのに遠くが見えないのが「近視(きんし)」だよ。

原因の1つ目は、目の表側から奥までの距離が伸びてしまうこと。ほとんどの人がこのタイプだよ。

人がモノを見るには、目に入ってきた光がちょうど網膜の上で一点に集まって、画像をつくらなくちゃいけない。目の前後の長さがわずか数ミリでも伸びてしまうと、目に入ってきた光が網膜よりも前で集まってしまって、画像をつくれないんだ。

 

2. 遠視の場合

「遠視(えんし)」は近視の逆で、光が網膜よりも後ろで集まってしまう状態だよ。

遠くはよく見えると思われがちだけど、実は遠くも近くも見えづらい人が多いんだ。

 

3. 乱視の場合

「乱視(らんし)」ってきいたことがあるかな?

レンズの役割をする角膜がゆがんで、目に入ってくる光もひずんでしまうことだよ。

これだと、どの距離を見るにもピントが合わないんだ。

 

目が悪くなる仕組みは色々だね。でも、「近視」の人は昔よりも増えているんだって。

ゲームや本など近くをずっと見ていると、成長期の人はピントを後ろにずらそうとして目の前後の長さが伸びてしまう。外で遊ばず、そうゆう生活をする人が増えたことが原因かもしれない。

ゲームやテレビや読書に熱中したら、遠くを眺めたり目を休めたりしてね。

 

(11月25日 日経新聞)

 

 

 

 

 

 

 

 

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