6月26日 その症状「光視症」かも?

実際にはない光が見えたり消えたりする光視症。

主な症状は、暗い所でもピカピカ光が見える、目を動かすと視界の隅に一瞬だけ光が見えるなどです。

 

眼球にはゼリー状の硝子体があり、光を感じる網膜とくっついています。

なんらかの原因で硝子体が収縮し網膜を引っ張ると、その間は電気的な刺激が起き、光として感じます。

 

硝子体が収縮する最も多い原因は老化ですが、他にも外傷や脳血管の病気、過労などがあります。

また黒い点や髪の毛、アメーバのようなものが飛んで見える飛蚊症の併発も多いです。

 

光視症は痛みもなく、放置しがちですが、網膜剥離などの前兆の場合があります。

網膜裂孔や網膜剥離などが見つかれば、すぐに手術をする必要があるので、眼科医師による眼底検査を早期に受ける事をおすすめします。

 

(中日新聞 6月13日)

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