1月16日 iPS細胞で再び目に光?

理化学研究所の万代道子副プロジェクトリーダーらは、光を感じる視細胞をiPS細胞から育て、「網膜色素変性症」のモデルマウスに移植する実験で、光を感じられるようにすることに成功した。

 

視細胞が死滅していく難病、「網膜色素変性症」には有効な治療法がなく、視力低下や視野の狭まりが起きる。

 

実験では、視細胞を移植したモデルマウスのうち、4割が光を感知。

移植した視細胞と、マウスがもともと持つ網膜の神経細胞との間で情報をやり取りし、脳まで伝わっていたことがわかった。

 

失った“光を感じる機能”を、iPS細胞で回復できるというのが確認できたのは、これが初めてだという。

                             (1月11日 日経新聞)

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