6月27日 ストレスでも視力低下

「病は気から」。日本では昔から使われる言葉ですね。心と体の病気は、密接に関係していることがあります。

眼科でみられるのは、目に異常がなくてもストレスなどで視力が低下したり、視野が狭くなったりする症状です。“心因性視力障害”と呼ばれ、小学生低学年に多くみられます。

特に2人兄弟の上の子に多く、下の子に手がかかるなどで母親にかまってもらえない状態が続くと発症します。

本人に問診してもはっきりとは答えず、心の感受性が強いのでしょうか、「霊感が強いから」と思っている子もいます。

 

お母さんにお子さんのストレスについて説明し、家庭での対応を改めるとすぐに治る場合もあります。お母さんが抱っこしながら疲れ目などの目薬をさしてあげると、効果抜群ですよ。

(6月24日 中日新聞)

 

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