穴入る(はまる)   2009.1.5

現在推理小説にはまっています。私は基本的には推理小説は好んで読みません。どちらかというと小説なら家族物、社会物(現代小説なら感情的感傷的なもの、古典名作)それからノンフィクション(これもあまりにも残虐だったり恐ろしいものはダメ)、とりあえず新書が手に取るジャンル。啓発本も時々購入します。一方、夫は科学雑誌、歴史小説、推理小説好きです。私が今まで熱中してほぼ全館読破した推理小説は名探偵ホームズ(英語の教科書にあったdancing dollsが忘れられない)と松本清張シリーズ。今でも時々再読したくなります。それ以外の推理小説といえば、書評で話題になるこの「ミステリーがすごい」大賞受賞作品を夫の本棚から拝借して読むくらいでした。しかし仕事始めまでのお休みの間に私の持ち本がなくなってしまい(年末にいくらか手放し、30冊610円也)、書店でもこれといったものが見つからず、それほど怖くなくて(結構夢に出やすいので)読みやすいリクエストの元、夫から勧められたのが東野圭吾の作品でした。名前は知っていても全く興味がなかったので映画化作品(何と湯川学役は福山正治!想像外!)についても知りませんでした。探偵ガリレオシリーズから始まりそのほかの作風も含めて今月読んだのは10冊。ガリレオ風に言うなら穴入(はま)る。中にはどろどろ(社会的に考えされる話題あり)の作品もあり気分が悪くなってしまったのもありますが、全般に場面が想像しやすく、ガリレオシリーズなど科学的な根拠によって解き明かされる作品はテンポよく読めました。エアロバイクを漕ぎながら読めるくらいの丁度いい本の重量です。往診も所用も何もない昼休み、エアロバイクしながら読書をし、ヒーターに当たりお茶を飲みながら読書をし、そういえば夕飯の用意をと鍋をかけながら読書をする。ここ最近のお楽しみの昼休みの過ごし方です。

カテゴリー:公センセの日常の出来事
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